ちゃわん武士です。
食べ歩きを14年以上本気で打ち込んでいると、「いい店」を嗅ぎわけるスキルも身につけてきました。
1万時間の法則もあるかもしれませんね!
かけてきた時間と食費を考えると、なかなかやるな!と
自分で自分を褒めてあげたい。
ぶっちゃけると、いい店もあれば、普通だなと感じるお店もあったり、惜しいなと感じる店もあります。
逆に、この料理の良さをわかるには、自分自身の器では、まだ理解しかねると感じることもあります。
今回は、経験に基づき、「いい店とは、何か?」について、真剣に考えてみました。
「いい店」の条件は?
いい店を考える場合、やはり「料理の美味しさ」は大事です。
どのようなときに、美味しいと感じるでしょう?
例えば、
- 料理の味が好みだったとき
- 料理が美しかったとき
- お腹が減っていたとき
などがあります。
「美味しさ」だけが「いい店」の条件でしょうか?
そうだとは思いません。
例えば、
- 料理人の想い・熱意が伝わったとき
- 居心地が良かったとき
- 思った以上のサービスを受けたとき
- 大将さんや女将さんの人柄を好きになったとき
なども「いい店」だと感じます。
なので、「いい店」というのは、料理の味を含め、お店の雰囲気、人、値段など、お店から受けた影響すべてが、関わってきます。
いい店度を定義してみた!
いい店度を、単純な数式で表しました。気持ちは、0〜10で表します。
なので、イメージは、
となります。
具体例を挙げて、いい店度を調べてみた!
たまたま見つけたお店に入ったときのいい店度を調べてみる。
お店に入る前の気持ちは、可もなく不可もなくということで、5とすると、お店から出た後の気持ちは、以下のような場合が考えられる。
最高だった場合(10) − 普通(5) = よかった(5)
まあまあだった場合(5) − 普通(5) = 普通(0)
残念だった場合(1) − 普通(5) = よくなった(-4)
逆に、期待していったけど、微妙だったは、残念なお店ということになります。
経験に基づき、考えてみた!
あるお店に行ったとき、
「注文くる遅かった〜」
「量少なかったね〜」
「めちゃくちゃ期待していったけど、思ったほどではなかった〜」
というよりも、
「結構食べたんだけど、めちゃくちゃ安かった〜」
「お店の接客が神だった〜」
「たまたま入った店が、めっちゃくちゃよかった」
が、「いい店」だと感じました。
確かに、数式に当てはめてみると、いい線いっている気がしました。その人にとって、いい店度はギャップで計れそうです。
ただ、人の数だけ評価があり、異なっています。
いい店を定義してみた!
いろんな人の評価を考慮すると、いい店度を合わせて、いい店と定義してみた。
k=0、n=訪れた人の数
いい店の数値は、プラスの評価が多いほど、大きくなる。訪れた人が多いほど、大きくなる。
ただし、同じ人が何度も訪れる場合は、別の人としてカウントする。
いい店度はギャップだが、いい店はプラスの継続と総数が大事!
いいお店は、
- どんなお客さんが来ても、+の数値を取れる
- ターゲットにしているコアなお客さんが来ても、+の数値が取れる
- 何回も通うお客さんでも、+の数値を取れる
など、一回きりではなく、継続的なプラスの評価が大事となってきます。
老舗の名店なんかは、いい店の数値が凄まじいことになってそうですね!
最後に
期待せずに入って、良かったお店は「いい店」。
期待しても、さらに超えてくるお店や、長年続いているお店は、まさに「名店」でしょう。
食べ歩いてきたからこそ、辿り着いた「いいお店とは、何か」の結論でした。
食べ歩きの道は、まだまだ続く・・・