祐天寺 来々軒さんでラーメンと焼売を頂く【歴史的な一杯の片鱗に触れた】

祐天寺 来々軒さん外観

ちゃわん武士です。

祐天寺グルメといえば、

などがあります。

今回は、『祐天寺 来々軒』さんを紹介します。

祐天寺 来々軒さんってどんなお店なの?

1974年創業、祐天寺にある中華料理店です。「浅草 来々軒」さんから、のれん分けしたお店です。

「浅草 来々軒」さんは、1910年創業、日本で初めてラーメンを提供したお店です。

塩味だった南京そばを、日本人向けに改良し、醤油味の支那そば(ラーメン)にしました。日本のラーメンブームの始まりも作ったお店ですが、残念ながら、1976年に閉店しました。

その後、想いを受け継いだのが、千葉県(穴川)にある「進来軒」さん、福島県(郡山)にある「手打中華 トクちゃんらーめん」さん、東京都(祐天寺)にある「祐天寺 来々軒」さんです。

また、支那そばやさんにより、「浅草 来々軒」さんが、新横浜ラーメン博物館で、復活しました。

ちゃわん武士
日本のラーメンの歴史を作った一杯の片鱗が味わえます。

祐天寺 来々軒さんのメニューは?

麵類、ヤキソバ類、飯類、冷菜、海鮮、猪肉・牛肉、鶏・卵、素菜・豆腐、湯・鍋巴、点心、飲み物があります。

一部のメニューのみ、紹介してます。

麺類

  • 元祖東京ラーメン 650円(税込)
  • ワンタン麺 850円(税込)
  • チャーシュー麺 1,100円(税込)
  • 五目ウマニソバ 1,000円(税込)
  • タンタン麺 1,100円(税込)
  • サンラータンメン 1,300円(税込)

ヤキソバ類

  • 五目あんかけヤキソバ 1,000円(税込)
  • 野菜あんかけヤキソバ 900円(税込)
  • 上海ヤキソバ 1,150円(税込)

飯類

  • 中華丼 1,000円(税込)
  • エビチャーハン 1,000円(税込)
  • カニチャーハン 1,000円(税込)
  • レタスチャーハン 1,350円(税込)
  • フカヒレあんかけ丼 1,450円(税込)

冷菜

  • バンバンジー 1,200円(税込)
  • 自家製チャーシュー 1,100円(税込)
  • ピータン 600円(税込)

海鮮

  • 海老のチリソース 1,350円(税込)
  • イカとニンニクの芽炒め 1,350円(税込)
  • 海鮮の塩炒め 2,100円(税込)

猪肉・牛肉

  • スブタ 1,100円(税込)
  • 八宝菜 1,100円(税込)
  • 豚の角煮 1,500円(税込)

鶏・卵

  • 鶏の唐揚げ 1,100円(税込)
  • かに玉 1,100円(税込)
  • 鶏とカシューナッツ炒め 1,080円(税込)

素菜・豆腐

  • 青菜の塩炒め 1,000円(税込)
  • マーボードーフ 950円(税込)
  • マーボーナス 1,000円(税込)

湯・鍋巴

  • サンラータン 1,100円(税込)
  • 海鮮おこげ 2,100円(税込)
  • フカヒレおこげ  2,100円(税込)

点心

  • シューマイ(4ケ) 700円(税込)
  • はるまき(4ケ) 700円(税込)
  • 小籠包(4ケ) 700円(税込)
  • ちまき(1ケ) 450円(税込)
  • ゴマ団子(4ケ) 1,200円(税込)

祐天寺 来々軒さんのランチで元祖東京ラーメンを食べてきた!

アクセスは?

祐天寺駅から2分くらい歩いたところにあります。赤い外観が目印です。

どんな雰囲気のお店なの?

70席の広さの店内です。

町中華感もあり、高級中華感もある、地元の人に愛された空間でした。

祐天寺 来々軒さん店内

行列・混雑状況は?

平日の12:30に伺ったときは、並ぶことなく入れました。お客さんの混雑度は、9割程度でした。

ランチメニューはなかったものの、大勢の人で賑わっていました。特に、年配の方からも愛されている印象を受けました。

さて、お味は?

『元祖東京ラーメンとシューマイ(4ケ)』を注文しました。

元祖東京ラーメンのトッピングは、チャーシュー、メンマ、ネギのみとシンプルでした。

上から元祖東京ラーメン

大きめの器で提供されたので、スープがたっぷり入ってました。

元祖東京ラーメン

ストレートの細麺でした。麺の量は、若干多めだと思います。

麺

複雑なことは考えなくてよいスープでした。複雑な味に慣れ親しんだ、現代人の舌をリセットさせてくれます。

スープ

チャーシューは1枚でしたが、存在感がありました。赤みがかったチャーシューに加えて、しっかりとした太さのメンマから、歴史を感じました。

チャーシュー

シューマイ(4ケ)がきました。よく考えてみれば、ラーメンよりシューマイの方が高かったです。もはや、サイドメニューとはいえないでしょう。主食です。

シューマイ(4ケ)

焼売の上に、海老がのっているのが、堪りません。見た目に華やかさが足されるだけでなく、食感にプリプリ食感が加わります。

シューマイ

肉と野菜の甘みを前面に押しだした、あっさり系の焼売でした。

シューマイの断面

ラーメンと焼売は、大満足の組み合わせでした。

飲食店は、お客さんのお腹を満たしたり、気分を満たしたりしてくれます。一方、消費者は、お金を払い、その対価を受け取ります。

持ちつ持たれつの関係がうまくいっているからこそ、老舗が生まれます。今ある老舗に通えるのは、誰かが残してくれたからでしょう。これからも、残していくには、その誰かになる必要があります。

消費者としては、

  • たくさん通うこと
  • 情報発信をしながら、集客を手伝うこと

ができます。

食べ歩き好きとしては、情報発信をしながら、盛り上げていきながら、これからも自分のできることをやっていきます。

ちなみに、お店のことを調べてから、訪問したり、訪問した後に、お店のことを調べたりすると、お店への感謝が、溢れてきますよ。

ちゃわん武士
歴史を知ると、ありがたい!

予約は電話から!

食べログに電話番号が掲載されていました。お問い合わせの際に、ご利用ください!

食べログをみる

 

ご馳走さまでした。

祐天寺 来々軒
東京都目黒区祐天寺2-3-13
営業時間:[水〜月]11:30~14:30 17:00〜21:30
定休日:火

食べ歩きの道は、まだまだ続く・・・

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