ちゃわん武士です。
入谷グルメといえば、
- 暮ラシノ呑処 オオイリヤさんの居酒屋
- レストラン香味屋さんの洋食
- 入谷鬼子母神門前のだやさんや、あかぎさんの鰻
- いせや千束さんの天ぷら
- 東嶋屋さんのカレー
- 麺処 晴さんや、Craft Ramen BiTさんのラーメン
- ほしのまさんのそば
- 関西風手打うどん いらっしゃいさんのうどん
- トロントさんの喫茶店
- イリヤプラスカフェさんのカフェ
などがあります。
今回は、『いせや千束』さんを紹介します。
いせや千束さんってどんなお店なの?
東京都内で美味しい天丼といえば、土手の伊勢屋さんを挙げる人を多いかもしれません。
土手の伊勢屋さんは、1889年創業、三ノ輪にある、超老舗の天ぷらやさんです。実は、天ぷら一家が切り盛りしてます。長男が「土手の伊勢屋」さんを引き継ぎ、次男が「いせや千束」さんを、三男が「蔵前いせや」さんをやってます。
今回訪れた、いせや千束さんは、1968年創業、入谷(千束)にある、老舗の天ぷらやさんです。
江戸前天ぷらを食べれます。130年継ぎ足し熟成させた丼つゆ(たれ)が特長で、土手の伊勢屋さんとは衣が違います。卵を多く使うことにより、ふわふわに仕上げてます。
なかでも、ランチサービスの天丼や、景気よく海老と穴子がのった、海老穴子天丼が人気です。ランチ、ディナー、テイクアウトで楽しめます。
テレビ番組「出没!アド街ック天国」にも登場しました。
いせや千束さんのメニューは?
一部のメニューのみ、紹介してます。税抜価格で表記してます。
ランチサービス
- 天丼 980円
- 天ぷら定食 並:1,200円
天重
- 天重 1,300円
- えび、キス、いか
- 中天重 1,600円
- 大えび、キス、えびのかき揚げ
- 上天重 1,900円
- 大えび2本、貝柱、野菜
- かき揚げ天重 1,300円
- えび、いか
- 上かき揚げ天重 1,600
- えび、貝柱
- えび穴子天丼 1,700円
- 小えび1本、大えび1本、穴子
- 上えび穴子天重 2,100円
- 大えび2本、穴子
- キス天重 1,300円
- キス3枚
- キスめごち穴子天重 1,700円
- キス1本、めごち1本、穴子
- えび天重 1,700円
- 小えび1本、大えび2本
- えび穴子天重 2,100円
- 大えび3本
- えび穴子天丼小 1,400円
- えび1本、穴子
- かき揚げ天丼小
- いか 1,000円
- えび 1,000円
- ミニ天丼 900円
- 小えび、野菜
- 親子重 900円
- 鶏肉、卵
天ぷら定食(おみそ椀、お新香付き)
- 天ぷら定食
- 並:1,500円
- えび、キス、いか
- 中:1,900円
- えび、キス、かき揚げ
- 上:2,300円
- 大えび2本、かき揚げ、野菜
- 並:1,500円
- 盛り合わせ定食 2,300円
- 大えび、穴子、かき揚げ、野菜
天ぷら
- 天ぷら 1,300円
- えび、キス、いか
- 中:1,600円
- 大えび、キス、かき揚げ
- 上:2,000円
- 大えび2本、かき揚げ、野菜
- えび穴子天ぷら 1,800円
- 大えび、小えび、穴子
- 魚天ぷら 1,700円
- キス、めごち、穴子
- 盛り合わせ 1,900円
- えび、穴子、かき揚げ、野菜
- 精進揚げ 1,500円
- 野菜天ぷら、おまかせ5点盛り
一品
- くらげ酢 600円
- えび酢 680円
- なめこおろし 580円
- しらすおろし 580円
- 板わさ 600円
- 焼き鳥(2本) 480円
- ご飯 250円
- お味噌椀 250円
- なめこ椀 350円
- お新香 350円
持ち帰りメニュー
- ランチ天丼 980円(税込)
- 江戸前一本穴子丼 980円(税込)
- 天ぷら箱詰め
- 天重折り詰め
【入谷】次男が守るいせや千束。継ぎ足した歴史が染みる黒い天重に感無量
いせや千束さんまでのアクセス(行き方)、お店の雰囲気、行列や混雑状況、料理を食べた感想、予約の仕方を書いてます。
アクセス(行き方)は?
入谷から7分くらい歩いたところにあります。
どんな雰囲気のお店なの?
カウンター席、テーブル席、座敷あわせて、22席の広さの店内です。歴史を感じる、アットホームな空間となってました。
▼カウンター
▼店内の様子
行列・混雑状況は?
平日の18:55に伺ったときは、並ぶことなく入れました。先客は1組で、持ち帰りのお客さんもいました。この日は、最後のお客さんとなり、19:15頃には、店を締めてました。
さて、お味は?
えび穴子天丼と迷いましたが、『天重』を注文しました。並にした理由は、いかが入っていたから。好きなのはもちろんなこと、いせや千束さんでは、いかのかき揚げとして、楽しめます。
天ぷらを揚げるサウンドが、カウンター越しに聞こえました。心地よさと歴史を感じながら、待ちます。
個人的には、五感をフル活用して、そのお店を味わい尽くすつもりでいます。なので、スマホを見ながらや、音楽を聞きながら、絶対に食事しません。
しばらくすると、料理がやってきました。
重箱とお椀の蓋を開けると、こんな感じになりました。どこか風格がありました。
豆腐や三つ葉の入った味噌汁は、いい味出してました。老舗の安定感を感じました。
漬物は、きゅうり、大根、白菜と3種類ありました。そっと添えられており、老舗の安心感を感じました。
天重には、えび、キス、いかが入ってました。見るからに黒く、130年継ぎ足し熟成させた丼つゆ(タレ)が、光ってました。天ぷらをタレに潜らせているので、黒くなってます。
海老の天ぷらは、珍しく身を開いてました。平べったい海老が隠れてました。ごま油をブレンドした高温の油で揚げられており、カリッとした衣が付いてました。
キスの天ぷらは、白身でふわっとした食感を楽しめました。甘じょっぱいタレながらも、軽やかに仕上がってました。
普通のいかの天ぷらではなく、いかのかき揚げとなってました。いかは、サイコロ状に切られており、ほどよい弾力が堪りません。衣との食感の差が、よいアクセントとなってました。
ご飯の量は少なめでした。タレが旨く、ぺろりといけちゃいました。「ローマは一日にして成らず」というように、継ぎ足した歴史が染みてきました。
歴史が染みる黒い天重に感無量でした。次は、えび穴子天丼を頂きます。
これで、次男の「いせや千束」さんと、三男の「蔵前いせや」さんに訪問できました。今後は、長男の「土手の伊勢屋」さんを訪問して、いせやさんの魅力と歴史を味わい尽くします。
予約は電話から
食べログに電話番号が掲載されてました。お問い合わせの際に、ご利用ください!
ご馳走さまでした。
東京都台東区千束2-23-5 第3コンパスビル 1F
営業時間:[木〜火]11:30〜14:30 17:00〜20:00
定休日:水
食べ歩きの道は、まだまだ続く・・・