ちゃわん武士です。
神保町エリアは、老舗揃いです。
例えば、
- 1897年創業、今荘(いましょう)さんの鰻
- 1905年創業、亀澤堂(かめざわどう)の和菓子
- 1906年創業、揚子江菜館さんの中華
- 1909年創業、ランチョンさんの洋食
- 1911年創業、漢陽楼(かんようろう)さんの中華
- 1924年創業、共栄堂さんのカレー
- 1981年創業、松翁(まつおう)さんの蕎麦
などがあります。
今回は、『松翁(まつおう)』さんを紹介します。
松翁(まつおう)さんってどんなお店なの?
1981年創業、神保町にある蕎麦やさんです。蕎麦と天ぷらを好み、池波正太郎さんが愛したお店としても有名です。
二色もりそば、もしくは、合もりそばが人気です。蕎麦好きも唸る蕎麦があります。また、うどん、一品料理もあります。
食べログのそば百名店 2017〜2019、2021に選ばれてます。ランチ、ディナーで楽しめます。
お店からのお知らせは、ツィッター(twitter)をご確認ください!
ちなみに、神楽坂の石臼挽き手打 蕎楽亭(きょうらくてい)さんや、秋葉原の手打ち蕎麦切り 匠さん、本郷三丁目の蕎麦切 森のさんなどの名店を生み出してます。
松翁さんのメニューは?
一部のメニューのみ、紹介してます。
冷たいそば
- ざるそば(生粉打そば粉100%) 1,000円(税込)
- ざるそばとけんちん汁 1,450円(税込)
- 天ざる (活海老1尾、穴子1尾、野菜2種) 3,150円(税込)
- 二色もり(生粉打ちそば粉100%と変わりそば) 1,000円(税込)
- 二色もりとけんちん汁 1,550円(税込)
- 二色天もり (活海老1尾、穴子1尾、野菜2種) 3,250円(税込)
- 合もり(生粉打そば粉100% と田舎そば) 1,100円(税込)
- 合もりとけんちん汁 1,550円(税込)
- 合もり天ざる(活海老1尾、穴子1尾、野菜2種) 3,250円(税込)
- 田舎そば (玄そばのまま製粉した生粉打) 1,150円(税込)
- めおともり(生粉打そば粉100% とうどん) 1,100円(税込)
- めおともりとけんちん汁 1,550円(税込)
- うどんざる 1,000円(税込)
- おろしそば(おろし・海苔・おかか) 1,550円(税込)
- 冷やしなめこそば 1,550円(税込)
- むぎめおと(生粉打そば粉100%と手打ちの冷むぎ) 1,100円(税込)
- むぎざる 1,150円(税込)
単品もの
- とろろ 550円(税込)
- けんちん汁 450円(税込)
- からみ大根 420円(税込)
- 地玉子 150円(税込)
- そばつゆ 濃口・淡口 300円(税込)
- 薬味 100円(税込)
- 天つゆ 100円(税込)
温かいそば
- かけそば 1,000円(税込)
- けんちんそば 1,450円(税込)
- 月見そば 1,550円(税込)
- 山かけそば 1,700円(税込)
- なめこそば(鴨つくね、なめこ) 1,700円(税込)
- 天ぷらそば (活海老1尾、活穴子1尾、野菜2種) 3,150円(税込)
- けんちんうどん 1,450円(税込)
- 鍋焼うどん 3,250円(税込)
お土産
- お土産用そば 汁付2人前より
- 1人前:1,000円(税込)
- 容器代:300円(税込)
【神保町】松翁さんで蕎麦を手繰ってきた!
松翁さんまでのアクセス(行き方)、お店の雰囲気、行列や混雑状況、料理を食べた感想を書いてます。
アクセス(行き方)は?
神保町駅から6分くらい歩いたところにあります。JR水道橋駅から8分くらい、JR御茶ノ水駅から10分くらいです。
どんな雰囲気のお店なの?
38席の広さの店内です。品もありつつ、アットホームな空間でした。
行列・混雑状況は?
平日の18:45に伺ったときは、並ぶことなく入れました。お客さんの混雑度は、8〜9割程度でした。
さて、お味は?
『二色もり(生粉打ちそば粉100%と変わりそば)』を注文しました。
結論からいうと、食べたら分かるプロの技でした。旨すぎて唸りました。今年一の蕎麦に出会いました。
二色もりは、生粉打ちそば粉100%と変わりそばになってます。つゆは、濃口と淡口から選べます。濃口にしました。選んで正解でした。
蕎麦の食べ方を学びながら、食べ歩いてきたことにより、昔よりは上手に食べれるようになりました。食べる名人を目指して、精進いたします。
以下の3点を意識してみてください。蕎麦をより美味しく食べれます。
- ズズっとすする
- つゆは、段階的に入れる
- わさびをつゆで溶かない
揃うと、こんな感じになりました。
2種類の蕎麦は、オセロのスタートのように、盛り付けられてます。蕎麦が立っているので、箸でも取りやすくなってます。いつもと違う食べやすさに驚くことでしょう!
生粉打ちそば粉100%は、空気かと思うほど、身体の中へ自然に入ってきました。ダイソンの吸引力かのごとく、ズズっとすすれます。
食べれば分かる、美味しい蕎麦でした。
変わりそばは、柚子切りのような感じでした。口の中に爽やかさが広がります。
蕎麦という料理の表現の幅の広さを感じました。どちらの蕎麦も美味しい。
薬味は、胡麻、大根おろし、ねぎ、わさびでした。
蕎麦のみ、蕎麦とつゆ、薬味をのせて、手繰りました。旨すぎて唸りました。食べたら分かるプロの技でした。何枚でも食べれそうです。
最後は、蕎麦湯して、つゆの味を堪能しました。
鉄瓶の重さは、歴史の深さかもしれません。
とろりとした白濁色の蕎麦湯でした。卓上にあった七味を加えて、飲み干しました。
今年一の蕎麦に出会いました。次回は、合もり天ざるを食べます♪
ご馳走さまでした。
東京都千代田区神田猿楽町2-1-7
営業時間:[月~金]11:30~15:30LO 17:00~20:00LO [土]11:30~16:00LO
定休日:日祝
食べ歩きの道は、まだまだ続く・・・